2024年08月22日
ことばと文化
何週間か前、ある学校を見学しに行った。
その時の学校見学は、体験授業が受けれるという学校見学だったので、「ほお、体験授業か…」と思いながら、興味深いながらも、きりっとした緊張感の中、早速 先生が登場した。
一目見るとお笑い芸人な感じながらも、 どこか職員室の雰囲気を出していた。この時の授業は英語だった。その時は、日本語と英語の言い換えの授業をしてくれた。しかし、単なる言いかえではない。
例えば、keep outは日本語だと立ち入り禁止という意味だが、keep outは立ち入り禁止より前向きな言い方で、英語はほとんどそういう言い方が多いというのを話してくれた。
まったく、毎日の話し方の参考になる。これからは明るい表現を心に話そうと思った。
ここまででも面白い授業だったが、重要なところはここ、英語と日本語の違いだ。
英語担当の先生がいったことによると、例えば何かに誘われた時、それに行きたくなかったとする。
そんな時、こう答える。「ちょっと用事があって…」日本の場合は、普通それから無理に誘ったりはしない が、英語を使う国でそれを言うと「そうか」と言われて誘われる。行きたくないとは言っていないからだ。
この通り、 (必ずしもそうではないが) 極端に言うと、日本は遠回しに言い、英語は結論を言う。ここに国の文化があると思う。違う国の言葉を知ることによって、その国の文化や、良さを知れるし、日本語、日本の文化について再認識できる機会になる。文化を知るときは「ことば」から知ろうと、この授業を聞いて思った。
Posted by あさぼうた at 19:55│Comments(2)
この記事へのコメント
「ことば」こそ、我々ホモサピエンス最大の宝だね(^.^)/~~~
Posted by 井田陽平 at 2024年08月23日 13:55
Language and culture are connected!
Posted by frappe brown at 2024年08月31日 11:22